水引で細工


きれいなチューリップの花束が、壁に飾られていました。

造花なのは、すぐにわかると思いますが、材料は何だと思いますか?
じつは、これは「水引」でできているのです。
ご祝儀袋にあしらわれている、紙の色紐の水引です。
それを細かく編みこんで、形を作っていました。
昔から和紙作りが盛んな長野県飯田市で、全国の水引製品のおよそ7割が生産されているそうです。
また立体的な水引細工としては、石川県金沢市が有名です。
水引の結び方で、結び切りというのは、一度で終わるという意味で用いられます。
例えば、快気祝いで病気を繰り返さない
結婚祝いで離婚・再婚を繰り返さないというふうに。。。
蝶結びは、婚礼をのぞくお祝い事に使われます、
喜ばしいことは、何度あってもうれしいものですから。
また、明治以降に考案されたという「あわじ結び」は、両端をもって引っ張ると、強く結ばれることから
「末永くつき合う」という意味をこめて使います。
話は変わりますが、そろそろ年賀状のアイディアを考える時期ですよね。
はがきに色鮮やかな水引を使うのも、和風テイストでいいかもしれません。
私は赤い糸、金糸、和紙などを使って2010年の年賀状を作ってみました。
少しだけ凹凸ができて、存在感がある1枚になります。
くわしくは、「おしゃれでかわいい年賀状2010」でどうぞ~♪
テーマ:和雑貨

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