大道芸

尾山台の商店街で、餅つき大会があるというので散歩に行きました。
「まいう〜」の石ちゃんが、半袖にオーバーオールのいつもの格好で、子どもたちと餅をついていました。
できあがった餅を求めて、たくさんの行列ができていました。

お神酒の振舞いがあったので、いただいて、餅の行列に並ぼうかどうしようかと思っていたら
大道芸の準備をしている人を見つけました。

狭いスペースで、お客さんの流れをみながら、ひとりでパフォーマンスの場所を手際よく作っていきます。
その間に、これからすぐここでパフォーマンスが始まることや、注意事項をお客さんに呼びかけていました。

私とTは、彼の背後でその様子を見ていました、日本酒を飲みながら。

小さな女の子が手をあげて、彼のパフォーマンスのお手伝いをしているところ。
彼女の役目は、バランスをとっている彼に、棒を投げて渡すことでした。
路肩ぎりぎりで、地面は傾斜しています。黒いケースは傾いているのがわかりました。その上に筒を乗せて、さらに板を置いた上に立ってジャグリングをするというバランス芸。。。。。。

寒い会場、たくさんの人、あまり良いとはいえない状況のなか、芸が着々とテンポよく披露されていきました。
私は、大道芸を見るのが大好きです。特にプレイヤーの背中を眺めるのが好きなのです。どこに意識があって、身体のどこを使っているか。。。そういうところを見ています。

彼の芸は、緊張の連続でしたが、お客さんの拍手に支えらて無事大成功でした。終了後は投げ銭(こういう言い方はあまり好きではないですが)タイムです。私とTは、そんなに手持ちに余裕はなかったのですが、楽しませてもらった気持ちを手渡しました。
私たちは、なぜか涙でぐしょぐしょの顔をしていました。それは、彼の後側からずっとその様子を見ていたからだと思います。

ひとりで段取りをし、場を設けて、真剣な姿勢ながらも笑いを交えて芸を披露して、たくさんの人たちが笑顔で拍手する一連の様子を見ていたからです。難易度の高い芸だけを見たのなら、きっとここまで感動はなかったと思います。

「たくさんの人が楽しんで笑顔になる場っていいねー。いいものを見たねー。」と二人で鼻をすすりながら、その場をあとにして散歩に行きました。餅を食べることなんて、すっかり忘れてしまっていました。すがすがしい時間でした。彼の名前は「CONRO」さんです。

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