《最近のニュースから》
>NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の一部が故黒
>沢明監督の映画「七人の侍」の盗作だとして、長男久雄氏
>(59)らがNHKと脚本家鎌田敏夫氏を相手取り1億5
>400万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地
>裁は24日、請求を棄却した。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-041225-0007.html
著作権の深淵に入り込む覚悟はないので、ソボクなギモンでぇ~す! と予防線を張りつつ。
自分の創ったものをマネされることって、そないに“損害”になるものなんかいな?
大河ドラマのせいで「七人の侍」の価値が貶められたりDVDが売れなくなったりすんの??
そもそも創った本人がいないところで、あーだーこーだーケンリノホゴノタメニとかっていう横槍な正義感って、呼ばれも乞われもしないのに独裁者退治に行くことに似てないか???
それとももっと感情的なものなのかなって、我が身に置き換えて鑑みても…。
ヘンなギャグとか思いつきのネタとかを喧伝して、周囲で流行ったりすると嬉しいじゃな~い!
自分の創ったコトをみんながマネしてくれるから、流行が生まれるわけで。
むしろ芸人なんてそれがイノチなのに、なんでだろう~、怒っちゃやーよ。ゲッツ! どこみてんのよぉ!! 間違いない!
…閑話休題。
そういうわけで、この手の論争の根っこには、温泉旅館の偽装工作に通じるがめつい根性があるようで好きになれません。
天才の息子よりも、どこの誰だかからない「電車男」のほうがよっぽど好ましいと思うのです。
>インターネット掲示板「2ちゃんねる」から生ま
>れたベストセラー「電車男」の著者、中野独人さ
>んら関係者が、二次的な原作使用料を新潟中越地
>震の被災者に全額寄付すると出版元の新潮社が21
>日、発表した。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_12/g2004122109.html
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>創った作った本人がいないところで
一応、家族が本人代理ってことになっとるんじゃないん。権利的に。
>大河ドラマのせいで「七人の侍」の価値が貶められたりDVDが売れなくなったりすんの??
訴えたほうが価値を貶めたわな。
んなスタジオ撮りのチャンバラのどこが「七人の侍」かっ
何を考えとるんよ、黒澤側は。
とあたしは思った。
棄却されてまことに幸いやった。
なんでも、予備の刀を土にさしとくシーンが云々と聞いた気がするが、脚本家を訴えたってことは、映像より設定のほうをより問題にしとったんじゃろか。
めちゃめちゃ無理あるて。
「野伏せり襲来」なんて守りようのないオリジナリティーやんな。
結局、この手の訴えって、損害被りましたっていう自己申告の世界なんやんな・・・
その主観を裁判みたいにして客観にさらせば、通る通らないって形でおのずと妥当性が明らかになるわけで。
いやーん、いっぱい書いちまって。
ごみん。
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私も素朴に答えると。
まねされ、はやるのは嬉しいでしょう。
しかしそれをだれかに、自分のアイデアであるかのようにかたられたらそれはたまりません。
そういうことだろうなと思いました。
裁判にした場合の請求金額の大きさは本気度のアピールみたいなもので、先方も額が大きければあせってコストかけて雇う人間のランクや人数を増やしてくるだろうし、それだけでもダメージになりますもんね。
鎌田敏夫と黒澤組との因縁を調べるのも面白いかもしれません。