日本人として、とても大切なことを思いださせてもらいました。
出版の仕事に携わるようになってからずいぶん経ちますが、
今回の一冊は、私の人生においてもとても意味深いものなりました。
思うに、「失ってから、取り戻す」あるいは「手に入れて、手放す」という法則は、いつ誰にでも公平に訪れるのではないかと。
ゆえに戦後の教育がどうだとか、陰の団体による洗脳がどうだとかを問題視して声高に喧伝する前に、まず身近なところから取り戻していけばいいのではないか、というのが今の結論です。
失ったように思われた「大和魂」は、誰もが自分の中に持っているものです。
この国に生まれた幸いをあじわいながら、かんながらを生きたいと願うのです。