雨の新月の日に

 わたしのなかを 
すべて開いて 
天高く両手をひろげる 
透明な柱となり 
ここに静かに授かるもの 

形なき 
目にみえないものものの 
その清らかさ 
その気高さ 
その静けさ

わたしの心根はどこまで透明になれるでしょう 
かたくなにしがみつこうとする数々の守り
空高く舞い上がることは 
すなわち内深く突き進むこと 

そのさきは限りなく 
歩むべきはあたりまえの日常

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