日比谷公園での「土と平和の祭典2012」というイベントに行ってきました。
このイベントは、311後に種をまく現代の農業者たちからのメッセージ、都会でできる農と食のアクション、麻の復活など、さまざまなステージイベントとトークショー、出店ブースが並んでいました。
今回、私が特に注目したのは、「さをりちゃん」。
なんとなく惹かれるものがあって、購入しました。
それから、かわいらしい手提げバッグ。
ものを入れると、こんなふうにまるくなるのですよ!
着物にも似合いますね。
ここのブースは、とても雰囲気がよかったのです。
お話を伺うと、「ツナミクラフト」さんという団体で、インド洋大津波の被災地(タイ)で作られた製品を日本に届けているのだという。
このお人形とバッグはそこで作られた「さをり織り」というグッズとのこと。
津波を受けた被災地が復興するにあたり、寄付ではなくて現地のひとたちが作ったものを販売しているそうです。
さらには、これを東日本大震災の被災地での復興にも広げているという。
うーむ、あたたかい雰囲気の理由がよくわかり納得しました。
帰り道、このさをりちゃんをさをり織りのバッグに入れて、東京駅から電車に乗りました。
電車のなかで、さをり織りをながめながら、人と人が織りなす繋がり、私にもできることを少しでも協力したいなと思いました。