今大会初めて夜更かしして実況中継を見てしまいました。
野口の金は予想してなかったし、心情的には土佐っちにメダル獲って欲しかったりもしたんですが。
自身満々だったラドクリフが泣きながらリタイヤしていく様子を見ても、その苛酷さがただ事じゃないことは思い知らされるわけで、果たして何人が走り切れたんだろうと気になりました。
公式サイトを見てみたところ、出場82名のうち記録が残っていたのが66名。完走率(?)80%がいかばかりのものなのかはギモンが残るところですが、注目すべきは、ラストランナー66位の選手の存在です。
わが心のふるさとモンゴル代表のOTGONBAYAR Luvsanlkhundegさんは、トップから1時間22分22秒遅れの、3時間48分42秒で完走。直近の65位の選手にも30分の差をつけられながらも最後まであきらめずに走り切った精神力には脱帽です。
日本の躍進を、精神論一辺倒だった指導法からの脱却による成果だというようなことを耳にします。効果的なトレーニングを積んで努力して努力して努力して。それで勝てる時はいいけど、そうもいかないことも多いわけで。
勝ち負けにこだわらずベストを尽くす。悔いの残らないよう。戦いかたはいろいろあるだろうけど、ベストも出せず、後悔しながらも戦いつづけなければならない局面もあるんだろうな。支えあったり励ましあったりできない孤独な戦いの中で、よく最後まで走り抜いたと、OTGONBAYAR Luvsanlkhundegさんに心から拍手を送りたい気持ちです。