「いまは昔、竹取の翁といふもの有りけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづの事に使ひけり。名をば、さかきの造となむいひける。」
かぐや姫として知られる「竹取物語」は私の大好きな日本の昔話です。
中学の家庭科の時間に、刺繍をすることになり、迷わずに「かぐや姫が月へ還るところ」を図案にしようと図書館へ走って行ったのを覚えています。
竹取物語の絵を刺繍にするのは、中学生だった私にはハードルが高いものでしたが、何色もの糸を使って作品を仕上げました。最近になって、なぜ私が「かぐや姫」に惹かれたのか、なんとなく分かるような気がしています。
竹取物語
- うずまき二つ
- 塩と麻