ほどき屋とは概念です。
「からだをほどく こころをほどく」
という概念をもって、興味が向くものに取り組む日々の在り様を指しています。
だからこれをするという固定されたものではありません。そのときどきに興味の対象は変ってゆくからです。
たとえばビブラム・シューズだったり、ふんどしだったり(笑)。
「ほどく」を掲げるのは「ほどかれていない」「かたまった」体験があるからです。
それは体験的にはマイナスのイメージです。誰にも共有してもらえない、きつい時期です。
なにかに縋るように、外に解決策を求めるのではなく
なにが適切か、なにが不適切かと自問しながら約5年が過ぎました。
特別なことを行うわけでもなく
日々の生活のなかで自分に必要なサインを読み取りつつ実践してきました。
これからは環境的に厳しい時代になるかもしれません。
そんなときにたおやかに健やかに成長してゆける友がひとりでも増えればいいなあと考えています。
自然発生的に
お茶会みたいな少人数の集まりもいいと思います。
お互いに分かち合うものは
そのときどきに見つけられるでしょう。
対処的な痛みの慰めには興味ありません。
潔く自分を真っすぐ見つめる姿勢でいこうと思います。
8月8日の末広がりの日の小さな意思表明でした。