伊勢神宮と神々の美術~上野でぶらり、伊勢詣で~
を見に行こうと
東京国立博物館
まで出かけました。
このチラシはずっと冷蔵庫に貼っていて、行く機会なしに終わるかなとも思っていました。が、突然行くことに「なった」のです。(^^)
美術品を鑑賞しにというより気持ちはお伊勢参りです。
恭しい心持ちで目には見えないものに会いに行くような感じ。
広い会場には音声ガイドを頼りに展示品に見入る人が列をなしていました。
私たちはガイドは借りずにゆっくり解説を読みながら回ることにしました。
平成25年に行われる第62回式年遷宮の記念として伊勢神宮の神宝、「古事記」「日本書紀」などの古文書、考古遺物、絵画、彫刻等がありました。
国宝や重要文化財もいくつかありましたが、私がいちばん興味を持ったのは
伊勢神宮を主題とした絵画で最古の「伊勢両宮宮曼荼羅」の2幅1対のものです。
内宮と外宮の縁起にまつわる図像、特に密教との関連を示唆するところに特徴があります。
赤く描かれた太陽を見ると、まるで胎内に吸い込まれて行くような安堵感がありました。
いつかまた実際に伊勢神宮を参拝したいです。
伊勢神宮式年遷宮広報本部ウェブサイト
このような機会を通じて、日本人としての原点を見つめるのもよいですね。
伊勢神宮と神々の美術展を見て
- 手を使うこと
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