動かない時間に

仕事もはかどらない
何をしようにも
気が重くて停滞している
小説を一冊読むだけで
一日が終わってしまう
時計は動くのに
自分は動かない
その時間にも
次から次へと心は動いているのを
見ていますか
何の役にも立たない
むしろ認めたくない嫌な心として
眉間にしわを寄せていますか
それも含めての
私ということが
腹の底から認められたら
次の展開もあることを知っていますか ?

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